修学旅行2021

 修学旅行団を乗せたバスは、無事に観音寺市のハイスタッフホール駐車場まで帰ってきました。 四日間で様々な経験をして、普段の学校の授業だけでは学べないことを学び、友達と一緒に高校生活の大きな思い出をつくることができたと思います。 雪や寒さが心配されましたが、東尋坊を除いては雨に降られることもなく、特に三日目は晴天のもとで北アルプスを堪能できました。 先週末の寒波・強風で修学旅行の予定が大幅に狂った学校もあったようですし、予報では、今回訪れた北陸〜中部地方は、明日から警報級の大雪とのことで、寒波と寒波の間隙を縫うようにして修学旅行を実施できたことは非常な幸運だったと思います。 コロナ禍のなかでの修学旅行を安全・安心に行うため、企画・準備から、この四日間、様々な形で配慮を頂いた名鉄観光サービスの添乗員の方々、一部の道では路肩に積雪も残る中、長距離の行程を安全に運行していただいた西讃観光グループのバス運転手の方々のおかげで、無事に修学旅行を終えることができました。ありがとうございました。

 バスは夜の瀬戸大橋を渡っています。 坂出の番の州臨海工業団地の明かりも見えてきました。

 初日の朝にも立ち寄った岡山県の吉備サービスエリアでトイレ休憩をとりました。 四日間お世話になったバスガイドさんたちとはここでお別れです。ありがとうございました。 後尾のバスが事故渋滞に巻き込まれましたが、18:20~18:30に全車出発しました。 予定より少し早く19:30頃には観音寺につく予定です。

 兵庫県の三木サービスエリアでトイレ休憩をとりました。

 滋賀県の草津パーキングエリアでトイレ休憩をとり、予定より５分ほど早く出発しました。

 最終日は、三重県のナガシマスパーランドで楽しみました。 絶叫系ジェットコースターを楽しむ者、観覧車でゆっくりする者、それぞれに修学旅行最終日を楽しんでいました。中には絶叫系を制覇して２回め乗った生徒もいたようです。 偶然にも、同じ香川県から来ている善通寺第一高校さんと一緒になりました。平日の昼ということもあり、一般のお客さんは少なめで、４時間ほどの時間でしたが修学旅行生は余裕をもって楽しめたようです。 帰る頃には若いカップル風の男女の姿が増えてきました。今日はクリスマスイブなので、ナガスパで遊んだ後、ほど近いなばなの里でイルミネーションを楽しむのかもしれませんね。 ほぼ予定通りに出発したバスはお土産と思い出を満載して帰路につきます。 ちなみにナガシマスパーランドはかつてドラマ「西部警察パートⅡ」の名古屋ロケ「戦慄のカーニバル」の舞台にもなったところで、ブログ担当者は聖地巡礼の気持ちで、犯人グループに乗っ取られたカーニバル車が暴走の末に爆発炎上しながら飛び込んだ池を見てきました。 「西部警察パートⅢ」の「激突！壇之浦攻防戦」では観音寺駅前の商店街や銭形砂絵の近くでもロケが行われていましたね。生徒たちは知らないでしょうが…(ジェネレーションギャップが悲しい)

 最終日はこれまでより少し遅い時間の出発です。 修学旅行最後の宿は、琵琶湖の畔、滋賀県長浜市の長浜太閤温泉にある「ホテル&リゾーツ長浜」さんにお世話になりました。 昨夜の到着時はもう日が暮れていましたが、今朝はホテルの窓から琵琶湖がよく見えました。近江国の語源となった近淡海(ちかつあはうみ)の言葉通り、まるで海のようでした。

 最終日となる四日目の朝食です。

 三日目の夕食です。 高山市内で食べ歩きをした生徒はお腹いっぱいだったようです。

 全クラス無事に三日目のホテルに到着しました。 これから夕食です。

 三日目の研修を終えて、全クラスとも本日の宿がある滋賀県の長浜温泉へと向かっています。 途中、刃物産業で有名な岐阜県関市の関サービスエリアでトイレ休憩をとりました。 日もすっかり暮れてしまいましたが、木曽川・長良川・揖斐川という木曽三川を渡りました。このあたりは鵜飼や、輪中集落などで有名ですね。

 三日目午後、３〜７組は高山市の古い街並みを散策しました。(１・２組は午前が高山市街、午後が新穂高) 生徒たちは保存されている歴史的な建物や街並みを楽しみつつ、五平餅や飛騨牛コロッケなどで小腹を満たしつつ、土産物の買い物をしていました。

 三日目の昼食は「アルプス街道平湯」さんで頂きました。

 ３日目午前中、３〜７組は北アルプス・飛騨山脈の新穂高を訪れました。 ロープウェーを乗り継いで標高2156mの展望台へ。上は外気温マイナス７℃でしたが、風もなく、晴天に恵まれ、北アルプスの絶景を楽しむことができました。 昨日の白川郷とは違い、積もっている雪はサラサラ・ふわふわのパウダースノーで、ロープウェーから見ると、動物の足跡がそこここに。係員の方の話では、テンやオコジョ、ニホンカモシカの足跡だそう。 北アルプスの自然を満喫した一同は、これから昼食会場へと向かいます。

 午前７時半の時点で高山市の外気温はマイナス４度。かなり冷え込んでいます。ホテルの向かいにある市役所の駐車場には除雪された雪が積み上げられていました。 三日目はクラスごとに３グループに分かれて研修へ向かいます。先発の３・４・５組がいま出発しました。 ２泊目の宿は岐阜県高山市の「ひだホテルプラザ」さんにお世話になりました。

 三日目の朝食です。 今朝の朝食は和食中心のメニューでした。 昨日より早い６時起床、６時半からの朝食でしたが、生徒たちは遅れることなく集まってきました。

 二日目夕食は、昼食時にとある生徒が漏らした「そろそろお肉が食べたいなぁ」という言葉に応えるように飛騨牛のすき焼きが出ました。

 二日目の宿に無事に到着しました。 全員元気です。

 白川郷の合掌造り集落を訪れました。 外気温は3℃ほど。時折小雪も舞いましたが、予想よりは過ごしやすい天気のもとで見学することができました。 道路は除雪されていますが、屋根や田畑には雪が分厚く積もっていました。前日の雨のため、水分を含んだ湿った雪になっていましたが、雪の少ない瀬戸内地方に住む観一生たちは、雪玉を作って雪合戦に興じたり、足跡一つない雪にダイブしたりと、思い思いに楽しんでいました。

 修学旅行団を乗せたバスは一路次なる目的地へと向かっています。 砺波平野を抜ける高速道路を走るバスの車窓からは、広い田畑の中で住宅が点在する散村の様子を見ることができました。

 昼食を終えて、兼六園にほど近い金沢城へ。 二の丸御殿からは金沢市街を一望することができました。

 ゆのくにの森での研修の後、日本三名園の一つ、兼六園へ。 道中、「白い巨塔」の菊川教授で有名？な金沢大学附属病院の建物も目にしました。 比較的暖かく、雪はありませんでしたが、木々には雪の重みで枝が折れないようにと"雪吊り"が施されていました。 兼六園の見学を終えて「堤亭」「寄観亭」で二日目の昼食をとりました。デジャヴか、昨日の昼食でもお会いした甘海老さんに再びお会いしました。  

 ゆのくにの森で伝統工芸の体験をしました。